ムラサキシタバの裏面

すみません、この記事はコチラに引越いたしました

今年もムラサキシタバの季節がやってきている。なんといっても思い入れのある鱗翅類(リンシルイ)で、その昔、汚損した1個体がとても嬉しかったことが思い出される。その堂々とした風格についても大好きな蛾である。
とりたてて珍しい種ではないと思うが、立派なライトトラップの装置を持たない私では、普通なら灯火めぐりの“落蛾拾い”が普通の採集法。昼間に見つけることもできるが、樹皮に化けてるのを探しているような暇はない。そこで、あまりにも能が無くては困るので、特異な樹液採集を実戦。そして、樹液採集なら毎年の出現の時期やその個体数を何より的確に把握できると感じている。

ところで、標本にするかとの選択をする種群だが、写真のようにビカビカの鮮度ならやはり標本にしたくなる。裏面写真ですみませんが、この裏面こそ鮮度を良く表していると思われる。ちなみに、去年より1日早い8月18日からスタートしているが、個体数は去年よりも少ない模様。

で、裏から見たスーパーホワイトなもふもふ加減こそが完品の証だと思う私。

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