トビイロツノゼミ


特に病気というワケではないがスランプでもない。今年は頭の中が混乱気味で文章が浮かばず、キーボードの入力もままならんということで当ブログを始めた。ローマ字入力では“母音がらみ”の「a」や「e」の入力が速すぎなのか、右手がなまくらになっているのかで打ち込みが変な感じ。
体のバランスが悪い。いわばリハビリのような感じに考えたのもあって、当ブログはリラックマの可愛いデザインにしてみたが、今のところ調子は戻らない。そこでというわけではないが、久々に温泉に出かけた。

吹上温泉という山の露天風呂は、標高1000mの原始林の中に湧く温泉だが、ある意味家から最寄りの温泉とも言え30分もかからずに到着する。界隈を一躍有名にしたテレビドラマ『北の国から』のスペシャルで、俳優の田中邦衛と宮沢りえの入浴シーンがあり、そのシーン通りの混浴は混雑の“混浴”にもなった。それからあまり行かなくなった。
この温泉は火山の活動状態で温度がコロコロ変わる。久々に入った湯の温度は、入れなくはないがシビレるほどの熱めだった。おかげで時間の経った今でもジンジンと暖かい。そして帰路に就くと雪がチラついた。いわゆる初雪だったが標高を少し下げたところで雨に変わり、平地まで来ると星空になって気温がさらに下がり始めた。推定2度程度。

街灯ではあまりの寒々しさにクスサンすら飛ばず、ウスゴマダラエダシャクも見ず、辛うじてクロウスタビガ1♂とウスタビガ♀を拾った。クロウスタビガは残念ながら露に打たれていたが、ウスタビガの方はシラカバの幹に止まっていたので綺麗な状態だった。
ただウスタビガ♀は、黒い変異でもなく締まりの無い個体だったので、完品ながら採卵に回す予定としたが、もしやの未交尾を想定してコーリング用に家の近所で吊した。

近々はちょっと寒い予定なので、今年のダイコクコガネ採集はきっぱりと諦めた。天気も良く無さそうだし、家の前で採り頃のトビイロツノゼミすらハマる状況かも知れない。数日するとまた気温もあがるだろうし、夜の街灯も賑やかさを取り戻すだろうて徘徊も復活だが、クロウスタビはその時の出動でそろそろラストの予定。
北海道の秋はホントに深まりが早い。池が氷結するまではゲンゴロウ類のトラップ採集をやろうと思う。でもって、色々と調子が戻ったら当ブログはどうなるのか、ゆらゆらと考え中。少なくともリラックマではなくなると思われ。。。

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