デカいキバチ

【すみません、この記事はコチラに引っ越ししました】


先日、トドマツノキバチの♂に初遭遇して興奮したことは記憶に新しい。そして、さっき遭遇したキバチ♀がスゴかった。巨大、大きい、デカイ、分厚い、美しい。 

今年初めて見る♀なので特にデカく感じるのかも知れないと思い、計ってみるとなんと42mmもある[計り方は、産卵管や鞘は勘定に入れないが尾端の突起は含む]。そもそもこれまであまり計っていなかったが、これまで出会った30頭くらいのトドマツノキバチは、最大でもせいぜい37,8mmどまりだったと記憶している。つまり、さっき得られた個体は巨大そのもの。そして、長さだけではなくて太さもびっくり、胸部にノギスを当てると幅7.5mm。まるでクワガタのような計測です。もちろん“頭を下げた状態”です。

出現期については、キバチは6月の虫かと思ってましたが、こんな早くから出現してるんですね。カミキリ屋さんなら良く知ってるのかもしれません。私もカミキリを頑張ってみよう。そうするとキバチやオナガバチに出会う確率も上がるはず。家の前に伐採地があるので、観察しやすいように材を並べて積み込んでおこう。今年の冬に、中途半端な伐採をしたばかり。

さて、写真のキバチ♀は、亜硫酸ガスによる弱絞でまだ動いている状態。酢エチでは黒ずんでしまうが、これくらいがキレイな色にとどまる。良く見ると脚などの各部が太い気がして、バランスが・・・カッコイイ。贔屓目ですが、本個体は前胸背の模様も美しい。やっぱ大型個体ってのはエエモンですね。つづく

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